@IDX:11900
@OFF:0xeb
@SPK:
@JPN:　………………。
@ENG:

@IDX:11901
@OFF:0x11d
@SPK:
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:11902
@OFF:0x14b
@SPK:
@JPN:　……。
@ENG:

@IDX:11903
@OFF:0x1d5
@SPK:
@JPN:　柔らかい何かが俺の頬を撫でる。
@ENG:

@IDX:11904
@OFF:0x203
@SPK:
@JPN:　優しくかすめるようなその感触は、俺をゆっくりと　目覚めへと導いてくれる。
@ENG:

@IDX:11905
@OFF:0x26b
@SPK:
@JPN:　覚醒しかけた意識が耳障りな羽音を捕らえる。
@ENG:

@IDX:11906
@OFF:0x2a5
@SPK:
@JPN:　プーーンとあえて耳元近くで鳴らされているような　それは、俺に強い苛立ちを覚えさせ、強引に完全な　目覚めを俺に与えた。
@ENG:

@IDX:11907
@OFF:0x33b
@SPK:
@JPN:　ブンブンと掌で見えない蚊を追い回す。
@ENG:

@IDX:11908
@OFF:0x36f
@SPK:
@JPN:　いつの間にか蚊帳の外に出てしまったようだ。
@ENG:

@IDX:11909
@OFF:0x3a9
@SPK:
@JPN:　俺の寝相はそこまで悪かっただろうか？
@ENG:

@IDX:11910
@OFF:0x3ed
@SPK:
@JPN:　ボリボリと、蚊に喰われた痕を掻く。
@ENG:

@IDX:11911
@OFF:0x41f
@SPK:
@JPN:　プクッと膨らんだ箇所に十字の傷をつける。
@ENG:

@IDX:11912
@OFF:0x457
@SPK:
@JPN:　開け放たれた窓から侵入してくる夏の吐息が、ユラ　ユラと蚊帳を揺らしていた。
@ENG:

@IDX:11913
@OFF:0x4c1
@SPK:
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:11914
@OFF:0x4db
@SPK:
@JPN:　昨日の真田さんとのやり取りを思い出して、思わず　無言になる。
@ENG:

@IDX:11915
@OFF:0x527
@SPK:
@JPN:　はあ……クーラー、直してもらえないのかな……。　
@ENG:

@IDX:11917
@OFF:0x6bb
@SPK:［美和子］
@JPN:　あっ、バイト君。今日はどうしたの？
@ENG:

@IDX:11920
@OFF:0x715
@SPK:[\protag]
@JPN:　はい、蚊帳を返しにきました。
@ENG:

@IDX:11922
@OFF:0x7ee
@SPK:［美和子］
@JPN:　え？　蚊帳を返すって、どうして？　あの部屋から出るの？
@ENG:

@IDX:11925
@OFF:0x85c
@SPK:[\protag]
@JPN:　はい？　部屋は出ませんけど、何でそんなこと聞くんですか？
@ENG:

@IDX:11927
@OFF:0x951
@SPK:［美和子］
@JPN:　何でって……部屋を出るんじゃなければ、蚊帳は必要でしょ？
@ENG:

@IDX:11930
@OFF:0x9c1
@SPK:[\protag]
@JPN:　蚊帳が必要って……クーラーが直ればいらなくなるじゃないですか。
@ENG:

@IDX:11932
@OFF:0xa46
@SPK:［美和子］
@JPN:　え？　直ったの？
@ENG:

@IDX:11935
@OFF:0xa8e
@SPK:[\protag]
@JPN:　は？　直ってませんけど？
@ENG:

@IDX:11937
@OFF:0xaed
@SPK:［美和子］
@JPN:　ん？？　じゃあ、蚊帳は必要なんじゃない？
@ENG:

@IDX:11940
@OFF:0xb4d
@SPK:[\protag]
@JPN:　……もしかして、クーラーの修理って今日じゃないんですか？
@ENG:

@IDX:11942
@OFF:0xc42
@SPK:［美和子］
@JPN:　ええ？　私そんなこと言ったっけ？
@ENG:

@IDX:11945
@OFF:0xc9a
@SPK:[\protag]
@JPN:　えっと確かそんなことを言われたような気が……。
@ENG:

@IDX:11948
@OFF:0xd00
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうそう、『今日は我慢して』って言ってましたよ。
@ENG:

@IDX:11950
@OFF:0xded
@SPK:［美和子］
@JPN:　あ、そっか。ごめんね、言い方が悪かったね。
@ENG:

@IDX:11953
@OFF:0xe4f
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　謝るってことはもしかして……。
@ENG:

@IDX:11955
@OFF:0xf30
@SPK:［美和子］
@JPN:　うん。クーラーの修理は今日じゃないの。それに……。
@ENG:

@IDX:11958
@OFF:0xf9a
@SPK:[\protag]
@JPN:　それに？
@ENG:

@IDX:11960
@OFF:0xfe9
@SPK:［美和子］
@JPN:　……言いにくいんだけど……しばらく修理は無理みたいなの。
@ENG:

@IDX:11963
@OFF:0x1059
@SPK:[\protag]
@JPN:　む、無理って……そ、そうなんですか？
@ENG:

@IDX:11965
@OFF:0x10c4
@SPK:［美和子］
@JPN:　ええ、もしかすると、ずっと無理かも……。
@ENG:

@IDX:11968
@OFF:0x1124
@SPK:[\protag]
@JPN:　ず、ずっとって……。
@ENG:

@IDX:11970
@OFF:0x11f5
@SPK:［美和子］
@JPN:　ほら、うちの病院も結構経営苦しいからさ……簡単には予算が下りないのよ。
@ENG:

@IDX:11973
@OFF:0x1273
@SPK:[\protag]
@JPN:　よ、予算って、たかがクーラーの修理じゃないですか？
@ENG:

@IDX:11975
@OFF:0x12ec
@SPK:［美和子］
@JPN:　……ここだけの話なんだけど、あの寮の維持費って、ほとんどゼロなのよ。
@ENG:

@IDX:11978
@OFF:0x1368
@SPK:[\protag]
@JPN:　はあ？
@ENG:

@IDX:11980
@OFF:0x13b5
@SPK:［美和子］
@JPN:　つまり上の人は、無償貸与している建物の維持費なんて、予算に組み込むだけの価値がないって思ってるんじゃない？
@ENG:

@IDX:11983
@OFF:0x1457
@SPK:[\protag]
@JPN:　く、悔しいけど、言い返せない……。
@ENG:

@IDX:11985
@OFF:0x14c0
@SPK:［美和子］
@JPN:　そういうことだから、クーラーの修理は期待しないほうがいいわよ。
@ENG:

@IDX:11988
@OFF:0x1536
@SPK:[\protag]
@JPN:　はあ……分かりました……。
@ENG:

@IDX:11990
@OFF:0x160d
@SPK:［美和子］
@JPN:　そんなに落ち込まないの。一応要望は出しておくから、もしかしたら上の人の気紛れで直してくれるかもしれないし、それに、しばらくすればすぐ涼しくなるよ。
@ENG:

@IDX:11993
@OFF:0x16d7
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうですね……。
@ENG:

@IDX:11994
@OFF:0x17c0
@SPK:
@JPN:　というわけで、今朝もこういう目覚めになったって　わけだ。
@ENG:

@IDX:11995
@OFF:0x1818
@SPK:
@JPN:　はあ、どうせなら扇風機借りてこようかな……。
@ENG:

@IDX:11996
@OFF:0x1854
@SPK:
@JPN:　……だめか。
@ENG:

@IDX:11997
@OFF:0x1870
@SPK:
@JPN:　結局は窓を開けることになる。
@ENG:

@IDX:11998
@OFF:0x189c
@SPK:
@JPN:　窓には網戸がついていない。
@ENG:

@IDX:11999
@OFF:0x18c6
@SPK:
@JPN:　つまり、蚊帳は必要ってことだ……はあ。
@ENG:

@IDX:12000
@OFF:0x190e
@SPK:
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:12001
@OFF:0x1928
@SPK:
@JPN:　唐突に思ったけど、蚊帳ってなんかエロティックな　感じするよな。
@ENG:

@IDX:12002
@OFF:0x1988
@SPK:
@JPN:　朝立ちの股間のせいなのか、頭の中に淫らな情念が　渦巻き始める。
@ENG:

@IDX:12003
@OFF:0x19e2
@SPK:
@JPN:　うっすらと見える褥。
@ENG:

@IDX:12004
@OFF:0x1a06
@SPK:
@JPN:　そこで絡み合い、蠢く男女の姿。
@ENG:

@IDX:12005
@OFF:0x1a34
@SPK:
@JPN:　絡み合う脚、重ねあわされる肌。
@ENG:

@IDX:12006
@OFF:0x1a62
@SPK:
@JPN:　浮かび上がる玉のような汗……。
@ENG:

@IDX:12007
@OFF:0x1a90
@SPK:
@JPN:　抑えこまれた嬌声。
@ENG:

@IDX:12008
@OFF:0x1ab2
@SPK:
@JPN:　低く静かに響く、濡れた音。
@ENG:

@IDX:12009
@OFF:0x1adc
@SPK:
@JPN:　ああ、平安王朝絵巻。
@ENG:

@IDX:12010
@OFF:0x1b00
@SPK:
@JPN:　光源氏……パラ○イス銀河……。
@ENG:

@IDX:12011
@OFF:0x1b2e
@SPK:
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:12012
@OFF:0x1b5c
@SPK:
@JPN:　もしかして……暑さで脳みそ腐り始めてる？
@ENG:

@IDX:12013
@OFF:0x1bc2
@SPK:
@JPN:　お、今日も御光臨なされたな。
@ENG:

@IDX:12014
@OFF:0x1bee
@SPK:
@JPN:　俺様をお導きになられる可能性様が。
@ENG:

@IDX:12015
@OFF:0x1c20
@SPK:
@JPN:　でも、これって一体何なんだ？
@ENG:

@IDX:12016
@OFF:0x1c4c
@SPK:
@JPN:　いまだによく分かんないんだよな。
@ENG:

@IDX:12017
@OFF:0x1c8e
@SPK:
@JPN:　まいっか……とりあえず確認しよう。
@ENG:

@IDX:12018
@OFF:0x1cc0
@SPK:
@JPN:　今日はなんて書いてあるんだ？
@ENG:

@IDX:12019
@OFF:0x1d00
@SPK:
@JPN:　　　　　　　　『見回りは見た』
@ENG:

@IDX:12020
@OFF:0x1d3e
@SPK:
@JPN:　……ん？
@ENG:

@IDX:12021
@OFF:0x1d56
@SPK:
@JPN:　『見回り』って何のことだ？
@ENG:

@IDX:12022
@OFF:0x1d80
@SPK:
@JPN:　俺が見回りするってことか？
@ENG:

@IDX:12023
@OFF:0x1daa
@SPK:
@JPN:　それに見回りなら見るのは当たり前じゃないのか？　
@ENG:

@IDX:12024
@OFF:0x1dfe
@SPK:
@JPN:　ありゃ、今日はもう一個あるぞ。
@ENG:

@IDX:12025
@OFF:0x1e4b
@SPK:
@JPN:　　　『時空連続体は単体では発生しない』
@ENG:

@IDX:12026
@OFF:0x1e93
@SPK:
@JPN:　　　『時空連続体は単体では発生しな』
@ENG:

@IDX:12027
@OFF:0x1ed9
@SPK:
@JPN:　　　『時空連続体は単体では発生し』
@ENG:

@IDX:12028
@OFF:0x1f1d
@SPK:
@JPN:　　　『時空連続体は単体では発生』
@ENG:

@IDX:12029
@OFF:0x1f5f
@SPK:
@JPN:　　　『時空連続体は単体では発』
@ENG:

@IDX:12030
@OFF:0x1f9f
@SPK:
@JPN:　　　『時空連続体は単体では』
@ENG:

@IDX:12031
@OFF:0x1fdd
@SPK:
@JPN:　　　『時空連続体は単体で』
@ENG:

@IDX:12032
@OFF:0x2019
@SPK:
@JPN:　　　『時空連続体は単体』
@ENG:

@IDX:12033
@OFF:0x2053
@SPK:
@JPN:　　　『時空連続体は単』
@ENG:

@IDX:12034
@OFF:0x208b
@SPK:
@JPN:　　　『時空連続体は』
@ENG:

@IDX:12035
@OFF:0x20c1
@SPK:
@JPN:　　　『時空連続体』
@ENG:

@IDX:12036
@OFF:0x20f5
@SPK:
@JPN:　　　『時空連続』
@ENG:

@IDX:12037
@OFF:0x2127
@SPK:
@JPN:　　　『時空連』
@ENG:

@IDX:12038
@OFF:0x2157
@SPK:
@JPN:　　　『時空』
@ENG:

@IDX:12039
@OFF:0x2185
@SPK:
@JPN:　　　『時』
@ENG:

@IDX:12040
@OFF:0x21b1
@SPK:
@JPN:　　　『』
@ENG:

@IDX:12041
@OFF:0x21d7
@SPK:
@JPN:　あれ、消えちまった。
@ENG:

@IDX:12042
@OFF:0x21fb
@SPK:
@JPN:　確か、単体じゃダメだとか何とか……。
@ENG:

@IDX:12043
@OFF:0x222f
@SPK:
@JPN:　ようするに……可能性同士がリンクしてる可能性が　あるってことか？
@ENG:

@IDX:12044
@OFF:0x227f
@SPK:
@JPN:　なんか言ってる意味がよく分からんけど……。
@ENG:

@IDX:12045
@OFF:0x22b9
@SPK:
@JPN:　まあいいや。
@ENG:

@IDX:12046
@OFF:0x22f9
@SPK:
@JPN:　　　　　　　『はードボゐルど』
@ENG:

@IDX:12047
@OFF:0x2335
@SPK:
@JPN:　あん？
@ENG:

@IDX:12048
@OFF:0x234b
@SPK:
@JPN:　なんだコリャ？
@ENG:

@IDX:12049
@OFF:0x2369
@SPK:
@JPN:　『ハードボイルド』なら、昨日破ったような記憶が　微かにあるけど……。
@ENG:

@IDX:12050
@OFF:0x23bd
@SPK:
@JPN:　それともただの変換ミスか？
@ENG:

@IDX:12051
@OFF:0x23e7
@SPK:
@JPN:　……って誰が変換してるんだっちゅーの。
@ENG:

@IDX:12052
@OFF:0x241d
@SPK:
@JPN:　……やべ、自分で言ってて寒くなってきた。
@ENG:

@IDX:12053
@OFF:0x2467
@SPK:
@JPN:　とにかく俺の取れる行動はそれほど多くない。
@ENG:

@IDX:12054
@OFF:0x24a1
@SPK:
@JPN:　今日はどうするんだ？
@ENG:

@IDX:12055
@OFF:0x24d9
@SPK:
@JPN:見回ってみる
@ENG:

@IDX:12056
@OFF:0x24f2
@SPK:
@JPN:『ゐ』ってなんだよ『ゐ』ってよ
@ENG:

@IDX:12057
@OFF:0x2517
@SPK:
@JPN:さてと、そろそろ出かける準備するか
@ENG:

@IDX:12058
@OFF:0x258e
@SPK:
@JPN:　……ってどこを見回るんだ？
@ENG:

@IDX:12059
@OFF:0x25b8
@SPK:
@JPN:　やっぱり病院内か？
@ENG:

@IDX:12060
@OFF:0x25ec
@SPK:
@JPN:　まあいい、すぐにハッキリするだろう。
@ENG:

@IDX:12061
@OFF:0x2620
@SPK:
@JPN:　……多分。
@ENG:

@IDX:12062
@OFF:0x26af
@SPK:
@JPN:　おっ、白くなってきた。
@ENG:

@IDX:12063
@OFF:0x26e7
@SPK:
@JPN:　霧の都ロンドン。
@ENG:

@IDX:12064
@OFF:0x2707
@SPK:
@JPN:　愉快なロンドン。
@ENG:

@IDX:12065
@OFF:0x2727
@SPK:
@JPN:　……？
@ENG:

@IDX:12066
@OFF:0x274f
@SPK:
@JPN:　だんだん意識が……。
@ENG:

@IDX:12067
@OFF:0x2773
@SPK:
@JPN:　拡散して……薄まって……。
@ENG:

@IDX:12068
@OFF:0x279d
@SPK:
@JPN:　俺が……無限に……。
@ENG:

@IDX:12069
@OFF:0x2829
@SPK:
@JPN:　『ゐ』だけじゃないよ。
@ENG:

@IDX:12070
@OFF:0x284f
@SPK:
@JPN:　なんで『は』と『ど』が平仮名なんだ？
@ENG:

@IDX:12071
@OFF:0x2897
@SPK:
@JPN:　破って確かめてみるしかないのか？
@ENG:

@IDX:12072
@OFF:0x2948
@SPK:
@JPN:　お、来たな。
@ENG:

@IDX:12073
@OFF:0x2964
@SPK:
@JPN:　この雰囲気だよ。
@ENG:

@IDX:12074
@OFF:0x2994
@SPK:
@JPN:　霧の町のハードボイルド。
@ENG:

@IDX:12075
@OFF:0x29bc
@SPK:
@JPN:　バーボンをストレートで……。
@ENG:

@IDX:12076
@OFF:0x29e8
@SPK:
@JPN:　愛用のワルサー小脇に抱えて。
@ENG:

@IDX:12077
@OFF:0x2a14
@SPK:
@JPN:　……？
@ENG:

@IDX:12078
@OFF:0x2a2a
@SPK:
@JPN:　微妙に間違ってる？
@ENG:

@IDX:12079
@OFF:0x2a5e
@SPK:
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:12080
@OFF:0x2a78
@SPK:
@JPN:　とりあえず、目を閉じよう。
@ENG:

@IDX:12081
@OFF:0x2aa2
@SPK:
@JPN:　そうすれば、熱いコーヒーが待ってるはずだ……。　
@ENG:

@IDX:12082
@OFF:0x2af0
@SPK:
@JPN:　夜明けの町で、ブラインドをペキッと折って、眼下　に広がる町並みを眺めるハードボイルド。
@ENG:

@IDX:12083
@OFF:0x2b56
@SPK:
@JPN:　……偏見？
@ENG:

@IDX:12084
@OFF:0x2b70
@SPK:
@JPN:　そんなものじゃない。
@ENG:

@IDX:12085
@OFF:0x2b94
@SPK:
@JPN:　俺にとってのハードボイルド。
@ENG:

@IDX:12086
@OFF:0x2bc0
@SPK:
@JPN:　それこそが真実。
@ENG:

@IDX:12087
@OFF:0x2be0
@SPK:
@JPN:　それこそが支離滅裂……。
@ENG:

@IDX:12088
@OFF:0x2c72
@SPK:
@JPN:　さてと、そろそろ出かける準備をするか。
@ENG:

@IDX:12089
@OFF:0x2cb6
@SPK:
@JPN:　俺は蚊帳を片づけ、布団を畳んだ。
@ENG:

@IDX:12090
@OFF:0x2ce6
@SPK:
@JPN:　軽くシャワーを浴びて、寝汗を流し、新しい衣服を　身に着ける。
@ENG:

@IDX:12091
@OFF:0x2d32
@SPK:
@JPN:　いつものバッグの中身を確認して、切れそうな石鹸　の予備を詰める。
@ENG:

@IDX:12092
@OFF:0x2d82
@SPK:
@JPN:　まだ時間はある。
@ENG:

@IDX:12093
@OFF:0x2da2
@SPK:
@JPN:　今日は病院の食堂で、朝食が食べられそうだ。
@ENG:

@IDX:12094
@OFF:0x2dee
@SPK:
@JPN:　クローゼット代わりの押入れからサマージャケット　を取り出し、袖を通す。
@ENG:

@IDX:12095
@OFF:0x2e44
@SPK:
@JPN:　バッグを肩にかけ、玄関の扉に手をかける。
@ENG:

@IDX:12096
@OFF:0x2e8e
@SPK:
@JPN:　大きな入道雲が俺を見下ろしている。
@ENG:

@IDX:12097
@OFF:0x2ec0
@SPK:
@JPN:　今日は夕立でも降りそうだ。
@ENG:

